よくあるご質問と回答
FT1 – FAQ
・エージングについて
イヤーユニットのスピーカーの動作原理と特性により、新しいヘッドホンは約200時間のエージング後にスピーカーダイアフラムが最適な動作状態になります。 一般的には、普段よく聴く曲を選んでください。 エージングは一般的にはご自身がよく聴く曲で行います。音量は控えめに設定すると効果的です。
・日常使用の手入れについて
FT1のウッドカップは保護のためにニスでコーティングされているため、硬いものでこすると白化しやすくなっています。 そのため、使用時には周辺の硬いものにぶつからないよう注意してください。使用しない場合や持ち歩く場合はケースに収納して保護することをおすすめします。
FT1の最大入力パワーは500mWです。実際、1Wの入力下でのヘッドホン出力パワーは135dBに達し、これは人間の聴覚痛覚閾値に相当します。
また、米国労働安全衛生研究所(NIOSH)は、永続的な聴覚障害を引き起こさない音圧レベルの限界を以下のように定義しています。
- 1時間以内の聴取では、最大音圧レベルが94dBを超えてはいけません。
- 音圧レベルが127dBに達すると、理論上1秒以上の聴取で聴覚に悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、聴覚保護の観点より適切なボリュームレベルにして音楽をお楽しみいただくことをお勧めいたします。
FT1のヘッドバンドスライダーの内側にL/R(左/右)マーカーが設けられており、左右チャンネルを区別できます。
また、ケーブルのプラグにも対応する「L」または「R」のレーザーマーカーが刻印されており、左右チャンネルを識別することができます。
FT1は、イヤーパッド(イヤーカップ)の着脱と交換が可能なように設計されています。
オーバーイヤー型ヘッドホンのイヤーバッドは装着感に関わるだけでなく、ヘッドホンの音腔を構成する重要な部分であり、サウンドチューニングのために重要なツールの一つです。 イヤーパッドの交換により、サウンドのスタイルが変わる可能性がありますので、ご自身のニーズに応じて、別のイヤーパッドに交換するかどうかをご検討ください。
FT1のナノファイバー複合振動板には防水コーティングが施されています。
FT1は、FIIO研究所による高温・高湿・低温・高低温衝撃など日常生活以上の環境試験を含む信頼性試験に合格しており、安心してお使いいただけます。
製品を長持ちさせるため、長期間使用しない場合はケースに入れて保管してください。