シンプル&パワフル。ヘッドホンリスニングの強力な味方となるエントリークラスUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプの決定版
高性能 DACチップ「AK4493」搭載 | XMOS XUF208 | 同軸デジタル入力/光デジタル入力/RCAライン入力 | 6.35mmヘッドホン出力/ RCAライン出力 | ゲイン切替 | 768kHz/32bitおよびDSD512対応
製品バリエーション | 品番 | JANコード | 商品ジャンル | 希望小売価格 | 発売時期 |
K5 PRO | FIO-K5PRO | 4562314014938 | USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ | オープン価格(市場予想価格税別24,000円前後) | 2020年5月19日 |
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主な特長
- 旭化成エレクトロニクス製DAC「AK4493EQ」搭載。低ノイズ・低歪と高出力を両立
- USBコントローラーにXMOS製「XUF208」を採用。768kHz/32bit PCMならびにDSD512(22MHz DSD)に対応
- 先進のオーディオアーキテクチャにより入念に設計された4ブロック構成のアナログアンプ部
- 微細な音量調整を可能にするADCボリュームコントロール機能
- 安全・確実・堅牢を実現するDCフィルター採用の外部電源方式
- ゲイン調整機能、同軸デジタル/光デジタル入力端子、RCAライン出力端子搭載
製品の詳細
旭化成エレクトロニクス製DAC「AK4493EQ」搭載。低ノイズ・低歪と高出力を両立
K5 Proは、32bitプロセッシングとVELVET SOUNDテクノロジーを備えた旭化成エレクトロニクス製高性能DAC チップ「AK4493」と、768kHzおよびネイティブDSD入力を備えたXMOS USBデコーディングチップにより、新たな次元の高音質を実現しています。
AK4493EQは、回路設計のみならず製造プロセスにまでこだわり、AKMのフラッグシップ AK4497EQ で新たに開発した自社オーディオ専用LSIプロセスを採用しています。このプロセスの採用により、電気的な余裕度と低域ノイズを大幅に改善、情報量や力強さに感じられる音の鮮度をさらに向上させています。 ダイナミックレンジ、SN比はモノモード時で126dB、歪み特性は低歪テクノロジーにより-113dBを実現。また、OSRD (Over Sampling Ratio Doubler) テクノロジーで帯域外ノイズを大幅に低減しています。
USBコントローラーにXMOS製「XUF208」を採用。768kHz/32bit PCMならびにDSD512(22MHz DSD)に対応
K5 Proはクロックマネジメントが改善され、非常に優れた包括的なデコード性能を実現しています。 異例とも言える最大768kHzのサンプリングレートのPCMデコードとハードウェアによる最大DSD512(22MHz DSD)のネイティブDSDデコード対応を備えた、まったく新しいクロックマッチング管理システムを備えたXMOS製USBデコードチップ「XUF208」がその心臓部となっています。
先進のオーディオアーキテクチャにより入念に設計された4ブロック構成のアナログアンプ部
K5 Proは据え置き機器ならではのスペースを生かした優れたアンプ回路を搭載しています。左右のオーディオチャンネルを独立処理し、完全差動オーディオ出力を備えたK5 Proの卓越した解像度は、かつて聞いたことのないディテールに気づかせてくれます。
K5 Proには桁外れのアナログ増幅に必要なコンポーネントを取り付けてパッケージングするための十分なスペースがあり、クラス最高レベルの忠実再生を実現する4ブロック構成のオーディオ回路(二次のローパスフィルター+アナログボリューム+電圧増幅+電流駆動部)を搭載しています。増幅回路の各部分が調和して完璧に連携し、優れたダイナミックレンジと高解像度のサウンドを実現しています。
綿密にチューニングされたフィードフォワードアンプ回路設計により、TPA6120オペアンプの出力は60%以上増加しており、32Ω負荷時に最大1.5 W、300Ω負荷時に最大20Vp-pと極めて強力な出力を実現しています。 K5 PROなら、どんなインピーダンスのヘッドホンでも楽々と駆動します。
微細な音量調整を可能にするADCボリュームコントロール機能
K5 Proのボリュームコントロールは、革新的なADCボリュームコントロール機能を採用し、左右のチャンネル間の音量不均等に悩まされることはありません。ADCカーブを再構築した値に基づいて新日本無線製アナログボリュームICを制御することにより、望ましくないノイズやチャネルの不均衡なしに、非常に細かいステップでスムーズにボリュームを調整できます。 K5 Proを使用すると、さまざまな感度のさまざまなヘッドフォンを快適に使用できます。
新日本無線製「NW1195A」アナログボリュームコントロールチップは、-118dBの超低ノイズが特長で、1ステップ0.5dBの音量調節が可能です。 そして、テキサスインスツルメンツ製フラグシップオペアンプ「TPA6120」とJFETオペアンプ「OPA1642」 のコンビネーションと組み合わせることで、スムーズで高解像度なサウンドを実現します。
安全・確実・堅牢を実現するDCフィルター採用の外部電源方式を採用
K5 Proではイズを最小限に抑えるように設計されたDC 15V外部電源方式を採用しています。 K5 Proに入力されるDC電圧は、2次電源でフィルタリングされ、オーディオ回路の増幅部分と回路の残りの部分に独立して電力供給を行います。 これにより、電源リップルを効果的に抑制し、回路の2つの主要セクション間のクロストークを最小限に抑えます。これにより、正確に設計された高性能オーディオアーキテクチャに求められる卓越したサウンドに必要な、より安定性の高い、低ノイズの電力供給が可能です。
レバースイッチによるゲイン調整機能搭載
入力の選択とゲイン調整の両方はレバースイッチで行うことができます。これらのスイッチは選択肢が明確に印字されており、音楽に合わせて簡単にコントロールが可能です。 ゲイン調整には低、中、高があり、ほとんどすべてのヘッドフォンを快適な音量レベルで使用することができます。 純粋なハードウェア設計のゲイン回路は低ゲインで使用され、影響を受けにくく妥協のない広大なダイナミックレンジと音楽再生の忠実性を備えています。
3段階のゲイン設定:
- 低 0dB
- 中 +6dB
- 高 +10dB
同軸デジタル/光デジタル入力搭載
使用するオーディオ機器に関係なく、デジタルオーディオ伝送は送信信号の忠実度に本来の利点があります。 K5 Proを使用すると、最大192kHz対応の光/同軸入力のデジタルオーディオ伝送の利点が享受でき、さまざまな音楽プレーヤーやデジタルインターフェイスとの接続が可能で便利です。
再生中のサンプリングレートに応じて様々な色で点灯するRGBライトインジケーター
K5 Proの一体型の金属製大型ボリュームノブは、アルミニウムのフロントパネルにぴったりと組み込まれており、簡単かつ快適に音量調節が行えます。
ボリュームノブの周りのRGBライトインジケーターは、現在再生中のサンプリングレートに応じて様々な色で点灯し、ミニマリズムコンセプトのK5 Proのデザインを鮮やかな色で引き立たせます。
- 48kHz 以下 – 青
- 48kHz 以上– 黄色
- DSD – 緑
アンプやアクティブスピーカーとの接続が可能な高音質RCAライン出力
K5 Ptoは、豊富なデジタル入力に加えて、解像度の優れたアナログRCAライン入力を備えています。 RCAライン出力信号は最大2Vrmsまで調整可能なので、様々なアクティブスピーカーや外付けアンプと使用できます。
※ ラインアウトを使用する際は、ヘッドホンの接続を外してください
きめ細かな仕上げのオールアルミニウム製ボディ
オールアルミニウムボディはCNC加工機で繰り返し研磨された後、アルマイト処理と細かいサンドブラストで丁寧に仕上げられ、滑らかできめの細かいシェルとなります。 K5 Proはコンパクトで頑丈なユニットで、場所を取らず、デスクトップでの使用に最適です。
仕様
- USBデコーディングチップ:XMOS XUF208
- DACチップ: AK4493
- 出力: 1.5W以上 (32Ω負荷時)
- 出力インピーダンス: 1.2 Ω(ヘッドホン出力)
- THD+N: 0.004%未満
- ノイズフロア: 8uV
- SN比: 115dB以上(A-weighted)
- チャンネルセパレーション: 75dB以上
- 出力端子: RCA出力/ 6.35mmヘッドホン出力
- 入力端子: USB-B/光デジタル/同軸デジタル/RCA
- DSD: 64/128/256/512, ネイティブDSDデコード
- 重量: 約436g
- 外形寸法: 120.5mm x 130mm x 55mm