電源が入らない、音が出ないなどの対処法
電源が入らないとき
- リセット操作機能は用意されていません。操作を受け付けなくなった・誤動作などが生じたときにはUSBケーブルを抜いて電源を断ち、10秒ほど時間をおいてから再度入れ直して再起動することをお試し下さい。
- USB電源が正しく電力供給できているかご確認下さい。たこ足配線されてないタップコンセントに変更する、壁コンセントの場所を変える、USB電源自体を変更してみるなどをお試し下さい。PCのUSBポートを使用している場合は別のポートへ変更して下さい。
RXモード
- モードスイッチが「BT RX」に切り替えられていることをご確認下さい。
- 音楽が一時停止操作されていないかをご確認下さい。BTA30 ProはRXモードにおいてLL/HDボタンを短押しすることで音楽を一時停止することができます。
- ボリュームノブが適切な位置にあることをご確認下さい。
TXモード
- モードスイッチが「BT TX」に切り替えられていることをご確認下さい。
- 入力ソースを正しく選択しているかをご確認下さい。INPUTボタンを短押しすると入力ソースを切り替えることが出来ます。
- ボリュームノブが適切な位置にあることをご確認下さい。
- Bluetoothマルチポイント接続を使用しているとき、LDACおよびaptX LLコーデックを使用したときは同時出力出来ません。2台のBluetoothレシーバーがBTA30 Proに接続され、それらのコーデックを使用する状態となっていないかをご確認下さい。
- LL/HDボタンを押してBluetoothコーデックを切り替えてみて下さい。Bluetoothレシーバーが対応していないコーデックに切り替わると、音楽再生時に音が出なくなります。
- LDACのBluetoothレシーバーしか音が出ず、aptXや他のコーデックに切り替えると音が出ないような、一部のコーデックは可能で他のコーデックが動作しないようなときには、FiiO ControlアプリでBTA30 Proの設定画面を確認して、他のBluetoothコーデックが有効になっているかを確認してください。
- USB入力で音が出ない場合、USBケーブルを抜き差しする、BTA30 Proを繋いでいるPCのUSBポートを変更する、PCを再起動する、Windows OSを使用しているならUSBオーディオドライバーを再インストールしてみることをお試し下さい。
USBオーディオドライバーの再インストール方法
- コントロールパネル等からデバイスマネージャーを開きます。
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」というメニューをクリックして展開します。
- 「BTA30 Pro」が表示されていればそれを右クリックし、「デバイスのアンインストール」をクリックします。
- BTA30 Proが表示から消えたら、BTA30 ProのUSBケーブルを抜き、10秒ほど経ってから再度刺し直します。
- 自動でドライバーが再インストールされます。しばらくお待ちください。Windowsの通知でBTA30 Proが使用可能になったことが確認できたら使用可能です。
DACモード
- モードスイッチが「DAC」に切り替わっていることをご確認下さい。
- 入力ソースが正しく選択されているかご確認ください。INPUTボタンを短押しすると入力ソースを切り替えることができます。
- ボリュームノブが適切な位置にあることをご確認ください。
同軸/光デジタル出力モードで音が出ない場合の対処法
- BTA30 Proに接続している機器の対応サンプリングレートをご確認ください。BTA30 Proの光デジタル出力は最大192kHzまで対応し、同軸デジタル出力は384KHz/DoP128まで対応していますが、このスペックはS/PDIF規格で定められた規範を超えるため、超えたフォーマットで出力された信号は全ての機器が受け取れるとは限りません。接続している相手側機器が受け取ることができない信号が出力されていると無音になります。
- FiiO Controlアプリの「Digital up-sampling」スイッチがオンになっているか確認してください。オンになっていると、192kHz以下の音楽はすべて192kHzで出力され、192kHz以上の音楽はその音楽のサンプリングレートで出力されます。BTA30 Proの出力先に接続された機器が出力サンプリングレートに対応していない場合は音が出ません。その際には、 Digital up-samplingスイッチをオフ(Normal)にすることをお勧めします。規定値はNormalです。
Bluetooth経由で接続できない場合の対処法
BTA30 ProとBluetooth受信機器の両方のペアリング記録を消去してから、再度接続をお試し下さい。