AirPlayレシーバーとしての使用方法

Xシリーズの一部機種と,Mシリーズでは次の操作を行うとAirPlayレシーバーとして動作することが可能です。

注:この機能は,機種によっては発売開始後に実装されたものであるため,使用するには最新のファームウェアに更新する必要があります。ご購入直後の製品ファームウェアでは機能自体が搭載されていない状態にある可能性があります。各製品のサポートページのファームウェア更新履歴をご確認下さい。

画面上部から下に向かってフリック操作を行うと,クイック設定が表示されます。「AirPlay」と書かれた部分をタップします。

そうするとAirPlayレシーバーモードに切り替わります。他のAirPlay機器がMシリーズと同一Wi-Fiに接続されていれば,この時点でAirPlayデバイスとして一覧に表示されるはずですので,再生可能な状態になります。AirPlayレシーバーモードを終了するには,画面右上のアイコンをタップします。



AirPlayデバイスとして表示されない場合に考えられる原因

  • 双方の機器が同一のSSIDに接続されていない可能性があります。
  • ゲスト用SSIDなどの,セキュリティ機能によって無線通信機器同士が通信不能になるネットワークに接続している可能性があります。
  • ルーターが複数あるなどでNAT並びにファイアウォールと呼ばれる機能が動作している可能性があります。できるだけシンプルな機器構成として下さい。一部の無線LAN中継器はNATを介して動作するため,利用に支障が出ることがあります。そのような中継器があると利用できたり出来なかったりという症状を呈しますので,使用をやめるか”ブリッジ動作”を行う中継器を使用するようにして下さい。
  • モバイルルーターは,その機器が持つ目的からAirPlayのようなメディア系の通信の使用には耐えない場合があるため,できるだけ使用を避けるようにして下さい。商用電源から常時給電が可能な据え置きタイプの機材を使用して下さい。テザリングでの使用も推奨されない構成になります。