音声が途切れる、ノイズが出る
- Bluetoothは無線技術であるため、状況によりオーディオデータの送受信が間に合わず、原理的に音が途切れる場合があります。状況により避けようがないことを留意ください。
- 近隣に同様にBluetoothを使用する機器が多数存在する状況や、商業施設の無線機器が多数動作するロケーションでは影響を受けやすくなります。
- 送受信機器の間を遮るものがないようにし、可能な限り近接する位置関係で使用してください。筐体をできるだけ物体で覆わないようにしてください。特に人体や金属で覆ってしまうと影響が大きくなります。
- 使用するコーデックによって時間軸において要求されるデータ通信量が増減します。一般に音質が良いとされるLDACやaptXでは要求量が多いため、比例して途切れも起きやすくなる傾向があります。そのような場合はSBCを用いるなどの運用が適切な場合があります。コーデックを選択する機能や設定はトランスミッター側(ペアリングする再生機側)が担うものであるので、繋ぐ側の機器のマニュアルや仕様をご確認ください。
- aptXを使用時に通信が安定していないとき、音声が復帰するときにノイズのようなものが発生することがありますが、コーデックに起因するもののため回避することができません。機器の不具合ではないため、どうしても発生させたくない場合は別のコーデックを使用することなどを検討ください。