K17の信号入出力方式について

【K17がサポートする入力】 

K17は以下の8つの入力モードをサポートしています: 
・USB入力 
・同軸入力 
・光デジタル入力 
・ライン入力 
・バランス入力 
・Bluetooth入力 
・ストリーミング 
・ローカル再生 

入力モードは、フロントパネルのメニューノブ、リモコンで切り替えることができます。 

【入力の優先順位】 

・USB入力:フロントパネルのUSB入力ポート > リアパネルのUSB入力ポート 
・その他の入力モードは、ノブ制御メニュー選択、リモコンで切り替え可能です。 
・AirplayとROON:現在動作中のモードが優先されます。例えば、最初にROONで曲を再生し、その後スマートフォンをAirplayに接続した場合、K17はAirplayモードに切り替わります。 

【K17がサポートする出力】 

K17は以下の7つの出力モードをサポートしています: 
・6.35mmシングルエンド出力 
・4.4mmバランス出力 
・XLR4バランス出力 
・RCAライン出力(LINE OUT) 
・バランスライン出力(BALANCED OUT) 
・光デジタル出力 
・同軸出力 
注意:ラインまたはバランス入力モードでは、光デジタルおよび同軸出力はサポートされません。 

【出力の優先順位と特徴】 

■[PO]フロントパネル出力について 

4.4mm、6.35mm、XLR4バランス出力は同じ優先順位で、同時に出力可能です。ただし、特にインピーダンスが大きく異なる2つのヘッドホンを同時に長時間使用することは推奨されません。低インピーダンスのヘッドホンに過大な出力が加わり、破損する可能性があります。 

■[LO]または[PRE]リアパネル出力について 

LINEOUTとBALANCE OUTは同時に出力可能です。 

■[PO+PRE]について 

フロントパネルとリアパネルの出力端子が同時に出力され、音量調整が可能です。 

■同軸・光デジタル出力について 

同軸・光デジタル出力は切替スイッチがなく、常時出力状態です。これらの出力の音量は調整できません。出力先のデコーダー機器側で音量を調整してください。(ライン入力またはバランス入力モードでは、同軸・光デジタル出力はサポートされません) 

【リアパネルの2系統のRCA_LO出力の違いについて】 

違いはありません。完全に並列配線されており、メインスピーカーやサブウーファーの接続に使用できます。 

【フロントパネルのヘッドホン端子の音質の違いについて】 

理論上、XLR4バランス端子と4.4mmバランス端子の音質に大きな違いはありません。また、バランス出力端子は6.35mm端子と比べて、よりバランスの取れた音質とより大きな出力を提供します。 
ただし、異なるヘッドホン端子は、接続するヘッドホンによって異なる音の特徴を持つことがあります。音質の良し悪しは絶対的な区別ではなく、実際に試聴して比較することをお勧めします。 

【スピーカー接続に関する注意事項】 

1. アンプやアクティブスピーカーに接続する場合は、接続前にアンプやアクティブスピーカーの音量を下げてください。接続後、徐々に適切なレベルまで音量を上げることで、ポップノイズを防ぐことができます。 

2. LOモードでは出力音量が最大で調整できません。接続前にアンプやアクティブスピーカーの音量を下げ、接続後に徐々に適切なレベルまで調整してください。 

3. 音量調整機能のないアクティブスピーカーに接続する場合は、K17のPREモードの使用を推奨します。