KA3をスマートフォンのUSBDACとして使用する方法

Android

Type C to Type Cケーブルを用いてスマートフォンと接続してください。接続後、USBDACに対応するアプリケーションリストのポップアップが表示される場合があるので、どのアプリケーションで使用するかを選択します。表示されない場合には再生に用いるアプリを起動したあと、使用を求めるウィンドウが表示されてから許可をしてください。

Google PlayからFiiO Musicあるいはサードパーティ対応アプリをインストールして使用してください。Androidでは、一般的にUSBDACを動作させるためのドライバーソフトウェアが再生に用いるアプリケーション側に内包されており、その作りによって動作可否が左右されます。

  • FiiO LT-TC1を使用する場合には、ケーブルの方向が逆になっていないことを確認してください。
  • Type C to Type Cケーブル以外のものを使用する場合には、使用しているUSBケーブルがOTG機能をサポートしていることを確認してください。あるいは付属USBケーブルと付属Type A to Type Cアダプタを組み合わせて動作確認を行ってください。
  • スマートフォンの再生ソフトの設定でUSB出力の設定をオンにする必要があるものがある場合、USB出力をオンにしないと音が出ない機器があります。
  • スマートフォンの開発者モードでUSBデバッグが有効になっていることを確認してください。開発者モードでUSBデバッグを有効にし、「開発者オプション」をオンにして、「USBデバッグ」または「OTG」の機能をオンにする必要がある機種が存在します。
  • 数多存在するスマートフォンのUSBオーディオ機能については一律に標準化されていないため、FiiOは完全な互換性を保証できません。実際にやってみて可否が初めて判明する類いのものであるとご理解下さい。上記の接続方法を試しても使用できない場合は、他のスマートフォンでの利用を試すか、スマートフォンではなくコンピュータに接続をしてUSBDACとして動作するのかを確かめ、個々のデバイスのハードウェアに問題があるかどうか(環境要因の可能性が低いかどうか)など
  • DSD512の再生はネイティブモードでのみ対応しており、Androidシステムでは一般的にDoPが使用されるためDSD256が上限となります。

iOS

KA3とiPhone / iPad / iPodを接続するには、OTG動作することを目的として作られた特殊な Lightning to Type-C データケーブルを別途用意する必要があります。端子形状だけでは判別することは不可能なので、必ずOTG動作する物なのかどうかを事前にお調べ下さい。FiiO製の対応ケーブルとしてはLT-LT1などがあります。

  • iOS10.0.2以降を搭載したAppleデバイスのみをサポートします。Appleシステム上の理由からバージョンが低いものはサポートできません。
  • iOSでハイレゾを再生するためには一般的にアプリケーションがUSBDACでの利用をサポートしている必要があります。App StoreよりFiiO Musicをインストールするか、対応するサードパーティアプリケーションを使用してください。
  • FiiO純正ケーブル以外のものを使用する場合には、使用しているUSBケーブルがOTG機能をサポートしていることを確認してください。変換ケーブルの使用は状況を複雑にしトラブルの元となるためお勧めいたしません。
  • スマートフォンの再生ソフトの設定でUSB出力の設定をオンにする必要があるものがある場合、USB出力をオフにしないと音が出ない機器があります。
  • DSD512の再生はネイティブモードでのみ対応しており、iOSはDoPにのみ対応するためDSD256がサポート上限となります。