M5をコンピューターに接続したときのDSD再生方法
以下はWindowsコンピュータにインストールされたFoobar2000(v1.3.8)の例です。
前提条件:
a. M5付属品のUSBケーブルでM5をコンピュータに接続します。コンピュータのデフォルトの出力デバイスとして「FiiO M Series」を選択します(コントロールパネル – > ハードウェアとサウンド – > サウンド)
b. 最新のUSB DACドライバ(v4.47.0)がWindowsコンピュータにインストール済みである必要があります。
USB DACドライバのインストール方法はコチラを参照してください。
手順:
1.foobar2000インストールパックをダウンロードしてください:こちらをクリックしてWindowsコンピュータにインストールしてください。
注:foobar2000はプラグインバージョンによる依存関係が非常に激しいため、それらを考慮してパッケージ化した上記のインストールパックを使用することを強くお勧めします。ユーザーが独自に各コンポーネントを各所からダウンロードするなどして導入した場合、本稿記載の手順では期待した動作とならない場合があります。
2.foobar2000インストール・パックにはいくつかのアプリケーション・プラグインがあり、最初にインストールする必要があります。
①ASIOProxyInstall-0.7.3.exe
②foo_out_asio
③foo_input_sacd
④foo_input_dsdiff
3-1. ファイルASIOProxyInstall-0.7.3.exeをダブルクリックし、インストールを承認します。 「次へ」ボタンをクリックし、「インストール」ボタンをクリックしてASIO Proxy for Foobar2000をインストールしてください。
3-2。 foo_out_asioファイルをダブルクリックしてcomponent ASIO supportをインストールします。
Yesボタンをクリックして続行し、Preference: Componentsの「OK」ボタンをクリックし、foobar2000 Preferenceの「OK」ボタンをクリックし、変更を適用します。同じ手順で、foo_input_sacdプラグインとfoo_input_dsdiffプラグインのインストールを続行します。インストールが完了すると、これらのプラグインは次のように表示されます。
4. これでDSDファイルをfoobar2000で再生する前準備が整いました。 DTSなどの特殊な形式のファイルを再生する場合は引き続き他のプラグインをインストールすることを検討して下さい。※本稿ではその解説はいたしません。
5-1. デバイスの選択: “ASIO:foo_dsd_asio” (Files -> Preference -> Playback-> Output)
5-2.出力(File -> Preference)からASIOをクリックし、次に “foo_dsd_asio”をダブルクリックします。 以下の図に従ってASIO Proxy 0.7.3のポップアップウィンドウを変更してください。ただし、M5の場合は「DSD Playback Method:」の部分を「DoP Marker」と書かれたものを選択し、「Fs:」の部分は「DSD128」を選択してください。
5-3.出力モードを変更する:DSD(Tools→SACD)
6.以上の設定が終了していれば、DSD再生時にfoobarは以下のように再生状態を表示します。
この状態で正しくM5に対してDSDネイティブで再生できていれば、M5のディスプレイにDSDフォーマットのサンプリングレートが表示されます。