SR11で表示されるサンプリングレートが再生中の楽曲の実際のサンプリングレートと異なる場合について
■サンプリングレート表示について
SR11の画面に表示されるサンプリングレートは、受信したデータ信号から収集されたサンプリングレートを表します。一部のプレーヤーでは、オーディオ再生中にサンプリングレート変換(SRC)を行う場合があります。
例えば、AirPlayモードでは、iOSデバイスがすべてのオーディオを44.1kHzに変換し、それをSR11に送信します。この場合、画面には44.1kHzと表示され、元のトラックのサンプリングレートは表示されません。
■DSD再生時の動作について
Roon ReadyモードでDSDトラックを再生する場合、SR11はDoP出力のみをサポートします。そのため、USB出力を使用する場合、SR11はダウンストリームデバイスが処理可能なDoPストリームを表示します。これは通常、対応するネイティブDSDストリームの半分となります。
S/PDIF出力を使用する場合、DSD64が常に出力されます。