TWS Mirroring / TWS+ / TWS の違いについて
UTWS5で利用されているQualcomm社の第3世代TWS Mirroringは、レイテンシーと接続不安定性を効果的に削減してより良いエクスペリエンスを実現します。TWS+では左右のユニットがスマートフォンなどのトランスミッター機器と接続されますが、TWS Mirroringではメインイヤーユニットとセカンダリイヤーユニットの何れかがマスターとなってスマートフォンと接続され、接続をシームレスに切り替えることができます。これにより、さまざまなBluetoothデバイスとの互換性が高まり、すべての遅延が少なくなり、接続の信頼性が高まります。
第1世代のTWSでは、TWS Mirroringと同様にどちらか片方がマスターとなってトランスミッターと接続され、マスタースワップという機能によってマスターの役割が左右で適宜入れ替わりますが、基本的にBluetooth接続時や電源投入時にその役割が定まるため、シームレスには切替動作しないようになっています。
UTWS5をスマートフォンに接続するとき、左と右が個別に表示されないことについて
これまでのTWS技術では、一般的に左と右のデバイスはそれぞれ別のデバイスとしてスマートフォンに表示される仕組みでした。TWS Mirroring技術を採用しているワイヤレスイヤホンでは、左右の切替がシームレスに行われるため、見かけ上は単一のデバイスとして表示されます。この特徴は片耳での使用やその他のシナリオで使用する時に便利になっています。