FIIO渾身の物量投入型トランスポータブルDAC/ヘッドホンアンプ
ES9038PRO|デュアルTHX AAA-788+|XMOS XU316|PCM768kHz/32bit、DSD512入力|MQAフルデコード|デュアル・パワーサプライ(DC給電モード)|Qualcomm QCC5124|USB/光/同軸デジタル入力|最大連続再生時間11時間|9200mAh大容量バッテリー
FIIO Q7は、FIiOの弩級トランスポータブルDAP「M17」のコンセプトを踏襲しながら、プレーヤー機能を取り除いた単体機を求めるニーズに応える、トランスポータブルDAC/ヘッドホンアンプです。
ES9038PRO+THX-788+によるオーディオ回路と、いかなる場所でも最適なパフォーマンスを生み出すため9200mAhリチウムポリマーバッテリーを搭載。さらに、DC電源入力によってアンプパワーを増大させることが可能です。
自宅から外出先まで、いかなる環境下であっても究極の音楽体験をご提供いたします。
製品名 | JANコード | 商品ジャンル | 希望小売価格(税込) | 発売時期 |
Q7 | 4562314016840 | USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ | オープン価格(市場予想価格 134,750円前後) | 2022年11月25日 |
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主な特長
- ESS Technology製DACチップ「ES9038Pro」を1基搭載
- XMOS製USBコントローラーチップ「XU316」搭載で、PCM768kHz/32bit、DSD512入力、MQAフルデコードに対応
- FIIOとTHXが共同開発した「THX AAA-788+」ヘッドホンアンプ回路を2基搭載
- バッテリー給電とDC給電を切り替え可能なデュアルパワーサプライモード機能
- 各オーディオセクションに安定した電源供給を行う高性能電源回路
- 2.5/3.5/4.4mm/6.3mmヘッドホン出力端子、USB/光/同軸デジタル入力端子を装備
- デジタルとアナログを物理的に分離し、シールドにより基板間の干渉を低減
- Qualcomm製SoC「QCC5124」搭載で、LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveなど、ハイレゾ級ワイヤレスBluetoothオーディオコーデックに対応
- 最大連続再生時間11時間、高速充電対応の9200mAh大容量バッテリー
- 1.3インチIPSフルカラーディスプレイで本体情報を表示
- 本体情報を視覚的に表示するサイドLEDインジケーター
- FIiO Control Appによりワイヤレスで本体設定が可能
製品の詳細
ESS Technology製フラッグシップDACチップ「ES9038 Pro」を1基搭載
Q7では、ESS Technology製のフラッグシップDACチップ「ES9038PRO」を1基採用しています。
「ES9038PRO」は1つのチップ内に8ch分のDAC回路を搭載するDACチップで、ピュアオーディオ製品に多くの採用例がある超高性能DACチップです。
Q7では強力な電源部との組み合わせにより、極めて安定した動作を実現。
後述する独自のアンプ回路により、非常に高い出力を持たせながら、S/N比=125dBと歪率0.0003%以下を達成し、極めて低ノイズかつ歪みのないピュアなオーディオ再生を実現します。
XMOS製USBコントローラーチップ「XU316」搭載で、PCM768kHz/32bit、DSD512入力、MQAフルデコードに対応
Q7では新たにXMOS製USBコントローラーチップ「XU316」を採用し、USB タイプC端子からの入力においてPCM768kHz/32bit、DSD512(Native)の再生に対応。また、16コアの強力な演算能力により、MQAフルデコードの対応を実現いたしました。
FIIOとTHXが共同開発した「THX AAA-788+」ヘッドホンアンプ回路を2基搭載
THX社の特許技術である「THX AAA」アンプ回路は、フィードフォワード補正技術とニュートラルな音質を追求した設計手法を特長とし、音の消えぎわの表現やサウンドステージ上に忠実に復元されたディテールを追体験することができ、まるでレコーディングスタジオにいるかのようなサウンドをもたらします。「THX AAA」回路は、一般的なヘッドホンアンプ回路と比較して、仮に同じ電源部を用いた場合でも、高い出力を高効率で実現できるほか、より低いノイズレベル、低歪みと相まって、より正確かつ自然な音質を提供します。
Q7に搭載されている「THX AAA-788+」回路は、いかなる環境下であっても理想的なディテールとダイナミクスを提供するために、既存のTHX AAA-788回路をベースにしてFIIOとTHXが共同で新たに開発したアンプ回路です。
左右チャンネルあたり1基ずつ、合計2基搭載された「THX AAA-788+」回路は、デジタルオーディオプレーヤーで採用される一般的なオペアンプによるアンプ回路と比較して出力が225%向上し、チャンネルあたり3000mW(DC給電モード/バランス駆動時@32Ω)の大出力を獲得しました。出力インピーダンスが極めて低く、あらゆる種類のヘッドホンをいとも簡単にドライブするポテンシャルを持っています。
バッテリー給電とDC給電を切り替え可能なデュアルパワーサプライモード機能
Q7は、M17と同様、リチウムイオンバッテリーでの本体駆動モードに加えてDCアダプターによるDC給電モードを採用いたしました。DC給電モードは、本体底面のスイッチをDC給電モードに切り替え、DC電源を接続することで動作します。
バッテリー電源は、可搬性というメリットを提供するトレードオフとして供給電力に限界があり、高い消費電力を求められるシステムでは使用できないという制約がありました。
DC給電モードで外部からDC電源を供給した場合、ヘッドホンアンプ回路の電源電圧は±8Vから最大±11.5Vまで高められ、より力強くヘッドホンをドライブし、バッテリー電源と比較して各回路に安定的に電源供給が行われることで超低ノイズかつハイパワーな再生が可能となります。
また、このDC給電モードではバッテリーを電気的に切り離し、充放電サイクルに限りのあるバッテリーを消耗させずに連続使用可能です。
各オーディオセクションに安定した電源供給を行う高性能電源回路
Q7では、スーパーキャパシターの採用や、超低ノイズLDO(低ドロップアウト )レギュレーターを20基搭載するなど、5つのオーディオ回路に常時安定した電源供給を行うための回路設計がなされています。
2.5/3.5/4.4mm/6.3mmヘッドホン出力端子、USB/光/同軸デジタル入力端子を装備
Q7は、様々なシチュエーションで最適な再生が行えるよう、豊富な入出力端子を備えています。
2.5mm/3.5mm/4.4mmヘッドホン出力端子に加え、6.3mm標準フォーン端子を装備し、変換アダプターを使用することなく理想的な状態でリスニングを行えます。
また、3.5mm端子と4.4mm端子はアンバランス/バランスライン出力端子としても使用でき、ホームオーディオシステムへの接続が可能です。
さらにRCA同軸デジタル入力端子を備えているため、外部からのS/PDIF信号を入力してQ7をDACとして使用することも可能です。
USBタイプC端子は、USB Audio Class 2.0対応のデジタル入力および充電ポートとして使用可能です。スイッチによる切り替えでUSB端子からの充電をオフにすることで、電源ノイズの影響を排除した理想的なデジタル伝送を行うことが可能となりました。
デジタルとアナログを物理的に分離し、シールドにより基板間の干渉を低減
Q7では、基板間の干渉を防ぐため、アナログ部とデジタル部を物理的に分離。限られた内部スペースに効率的に基板レイアウトを行っています。
さらに、高導電性銅合金シールドを施し、内部および外部からのアナログオーディオ信号への電磁干渉を大幅に低減しています。
Qualcomm製SoC「QCC5124」搭載で、LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveなど、ハイレゾ級ワイヤレスBluetoothオーディオコーデックに対応
Q7は、Bluetooth用にQualcomm製SoC「QCC5124」を搭載し、LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveなどのフォーマットに対応しています。 「QCC5124」 は、ゲームやビデオで必要とされる低遅延と、ハイレゾリューション・オーディオで必要とされる高ビットレートの両方を満たす、信頼性と高速性を兼ね備えたBluetooth接続を実現します。
Bluetooth受信対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、aptX Adaptive, LDAC
最大連続再生時間11時間、高速充電対応の9200mAh大容量バッテリー
Q7では、9200mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大約11時間のバッテリー駆動が可能です。充電はUSBタイプCから急速充電や、DC給電による充電も可能です。
バッテリー容量:9200mAh
充電時間:約4.5時間
充電形式:USB給電、DC給電による充電
再生時間:約11 時間 (シングルエンド再生時)、約9時間 (バランス再生時)
1.3インチIPSフルカラーディスプレイで本体情報を表示
Q7には、1.3インチのフルカラーIPSディスプレイが装備されており、デジタル入力のサンプリングレートやボリューム、バッテリー残量などの本体情報を詳細に表示します。また、入力切り替えや本体設定の変更などをこの画面から行えます。
本体情報を視覚的に表示するサイドLEDインジケーター
Q7の本体再度パネルに設けられたスリットには、デジタル入力データの情報を視覚的に表示するインジケーターLEDが設けられています。
サンプリングレート表示:青色LED=44.1/48kHz、黄色LED=88.2kHz以上、緑色LED=DSD、マゼンタ色LED=MQA
Bluetoothコーデック表示:青色LED=SBC、シアン色LED=AAC、紫色LED=aptX/aptX LL、黄色LED=aptX HD、白色LED=LDAC、緑色LED=aptX adaptive
※信号が入力されていない場合はランダムに切り替わります。
FIiO Control Appによりワイヤレスで本体設定が可能
Q7はFIIO製のアプリケーション「FIIO Control App」に対応しているため、本体の設定をワイヤレスで変更することが可能です。これにより、ホームオーディオ環境で設置場所と聴取場所が離れていたり、外出先で本体を鞄の中に格納した状態であっても、お手持ちのスマートフォンなどから設定変更が可能です。
様々なシチュエーションで使用可能
純正保護ケースやクレードルなどの豊富な付属品
Q7には、さまざまなシチュエーションでお使いいただけるよう、豊富な付属品をご用意しています。
- 合成皮革素材の純正保護ケース
- DC駆動用ACアダプター
- 冷却ファン搭載クレードル
- ディスプレイ保護フィルム(出荷時装着済み)
- 端子の保護プラグ
- 4種類のUSBケーブル
主な仕様
出力端子 | 2.5mmバランスヘッドホン端子 3.5mmシングルエンドヘッドホン/ライン出力兼用端子 4.4mmバランスヘッドホン/バランスライン出力兼用端子 6.3mmシングルエンドヘッドホン端子 |
入力端子 | USB2.0 Type-C端子 RCA同軸デジタル入力端子 角形光デジタル入力端子 |
最大対応サンプリングレート/ビットレート | USB入力時:768kHz/32bit、DSD512(ASIO Native)、DSD256(DoP) RCA同軸入力時:192kHz/24bit、DSD64(DOP) 角形光デジタル入力時:96kHz/24bit |
DACチップ | ES9038PRO |
ヘッドホンアンプ回路 | THX AAA-788+ ×2 |
Bluetoothチップ | QCC5124 |
Bluetooth対応コーデック | Bluetooth受信対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、aptX Adaptive、LDAC |
USBレシーバー | XMOS XU316 |
最大出力(バッテリー駆動時) | バランス:1,500mW (32Ω,THD+N<1%) アンバランス:550mW (32Ω,THD+N<1%) |
最大出力(DC電源駆動時) | バランス:3,000mW (32Ω,THD+N<1%) アンバランス:1,100mW (32Ω,THD+N<1%) |
推奨インピーダンス | 16〜300Ω(アンバランス時)、16〜600Ω(バランス時) |
周波数応答 | 5Hz〜80kHz(±3dB) |
S/N比 | ≥125dB(A-weighted/バランス出力時) |
THD+N | <0.0005%(1kHz/-10dB@32Ω) <0.0003%(1kHz/-0dB@300Ω) |
ディスプレイ | 1.3インチIPS (240*240) |
充電方法 | PD 9V、DC給電による充電 |
バッテリー容量 | 9200mAh |
再生時間 | 約11時間(シングルエンド再生時) 約9時間(バランス再生時) |
充電時間 | 約4.5時間(急速充電時) |
寸法 | 約158.4×88.5×28.3mm |
重量 | 620g |
付属品 | 外付けDCアダプター AC電源ケーブル ファン付き冷却スタンド スクリーンプロテクター(貼り付け済み) 合成皮革製保護ケース USB Type C to Cケーブル(ロング) USB Type C to Cケーブル(ショート) Lightning to USB Type Cケーブル USB タイプA to Cケーブル USB タイプA to C変換アダプター クイックスタートガイド 保証書 |
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