よくあるご質問と回答
BTR17 - FAQ
■ BTR17の接続・音声トラブルの解決方法
スマートフォンとBTR17の接続ができない場合や、音が出ない・音質に異常がある場合は、以下の方法を順番にお試しください。
- 【スマートフォン側のペアリング情報を削除する】 お使いのスマートフォンの「設定」→「Bluetooth」から、BTR17のペアリング情報を一度削除し、再度接続し直してください。
- 【BTR17側のペアリング情報を削除する】 本体の電源がオンの状態で、音量「-」ボタンと音量「+」ボタンを同時に約5秒間長押ししてください。ペアリング情報が削除され、再度ペアリングが可能な状態になります。
- 【本体のリセット操作】 上記の方法で解決しない場合は、電源ボタンを16秒以上長押しすることで、本体を初期状態にリセットすることができます。
■ BTR17の背面レザーについて
BTR17の背面に使用されているビーガンレザー(人工皮革)の装着感について、ご説明いたします。
BTR17のビーガンレザーは、高品質なスマートフォンと同様の製造工程で、精密な金型と機械化された製造方法を採用しております。しかしながら、BTR17特有のデザインにより、背面カバーには複雑なカット面や、コーナー部分、複数の傾斜が組み合わさった部分が存在します。これらの部分は手作業での加工が必要となるため、わずかな凹凸や不均一な仕上がりが生じる場合がございます。
製造工程では細心の注意を払い、厳重な検査を行っておりますが、前面と比較すると完全な平坦性を実現することが困難な場合がございます。ただし、これらのわずかな凹凸が製品の接着安定性に影響を与えることはなく、レザーの剥がれなどの不具合が発生する心配もございませんので、安心してご使用いただけます。
Bluetoothモードについて 本機をBluetoothレシーバーとして使用する場合は、切替スイッチを中央の位置に設定してください。
【Bluetoothペアリングモードへの入り方】
- 初回使用時: 電源を入れると、ディスプレイに「PAIRING」と表示され、自動的にペアリングモードに入ります。 一度ペアリングを行うと、次回以降の起動時には最後に接続していた機器と自動的に再接続します。
- 強制的にペアリングモードにする場合: Bluetooth機器と接続された状態で、次曲送りボタンを約5秒間長押しすると、ディスプレイに「PAIRING」と表示され、ペアリングモードに入ります。
※初回使用時やペアリング履歴を消去した後は、電源を入れると自動的にペアリングモードに入ります。
【ペアリング履歴の消去方法】
電源が入っている状態で、音量(-)ボタンと音量(+)ボタンを同時に約5秒間長押ししてください。
Bluetoothコーデックの選択について
BTR17はBluetoothレシーバーです。受信可能なBluetoothコーデックは、接続するスマートフォン側の対応状況によって決定されます。コーデックの切り替えは、スマートフォンの開発者オプション(Androidの場合)からも設定が可能です。
FiiO Controlアプリでは、BTR17で使用したいBluetoothコーデックを選択することができます。選択を解除したコーデックは無効となり使用できなくなります。
他のBluetoothコーデック(LDAC™など)を使用したい場合は、以下の手順で設定してください:
- FiiO Controlアプリを起動し、[BTR17]→[ステータス]を選択
- [Bluetoothコーデック選択]をタップ
- 使用しないコーデックのチェックを外し、[OK]をタップ
- BTR17が自動的に再起動し、選択されたコーデックの中から適切なものが自動的に選択されます
※iOSデバイスは、SBCおよびAACコーデックのみに対応しています。デフォルト(初期設定)では、AACコーデックが使用されます。
■ メニュー操作について 【基本操作方法】
- メニューの起動 ・電源オン状態でメニュー画面以外の時に、ノブボタンを約2秒間長押し
- メニューの終了 ・メニュー画面表示中にノブボタンを約2秒間長押し
- 前のメニューに戻る ・メニュー画面でノブボタンを短く押す ・または戻るアイコンを選択してノブボタンを短く押す
- メニューの確定 ・メニュー画面で項目を選択し、ノブボタンを短く押す
- メニュー項目の切り替え ・メニュー画面でボリュームノブを回転
■ 主要メニュー項目
- ゲイン(Gain) ・High/Lowの2段階で切り替え可能
- フィルター(Filter) 7種類のデジタルフィルターを搭載しています。 ※フィルターはチップ内蔵の音質調整機能であり、接続機器との組み合わせにより聴感が異なる場合がございます。
- Mini(ミニマムフェーズ):デフォルト設定 プリリンギングを抑制し、ポストリンギング特性を重視
- Fast-A(リニアフェーズ急峻アポダイジング) 特殊なウィンドウ関数による過渡特性の最適化
- Fast(リニアフェーズ急峻ロールオフ) 従来型の対称リンギング特性
- Fast-R(リニアフェーズ急峻ロールオフ低リップル) リップルを抑制した特性
- Slow(リニアフェーズ緩やかロールオフ) 最小限のフィルタリング処理 ・Mini-F(ミニマムフェーズ急峻ロールオフ) リップル特性と急峻なロールオフのバランスを調整
- Mini-S(ミニマムフェーズ緩やかロールオフ) 高サンプリングレート音源(176.4kHz以上)に最適
- PEQモード プリセットEQ:7種類(JAZZ/POP/ROCK/DANCE/R&B/CLASSICAL/HIP-HOP) カスタムEQ:最大10パターン保存可能(FiiO Controlアプリで設定)
- Bypass:EQ切り替え時も音楽再生を継続 ・OFF:EQ切り替え時に一時停止
- 最大音量設定(Max Volume)
- 音量の上限値を設定可能 ※不意な音量上昇による聴覚保護のため
- 充電保護(CHG Protection)
- ON:バッテリー80%で充電停止(システム電源は継続供給)
- OFF:通常充電(初期設定)
- 画面の明るさ(Brightness)
- 5段階で調整可能(1~5)
- 画面消灯時間(Screen Timeout)
- 非操作時の画面消灯までの時間を設定(5秒~30秒)
- カーモード(Car Mode)
- ON:USB接続で自動電源オン、切断で自動電源オフ
- OFF:手動での電源管理 ※使用環境に応じて設定変更可能
- UACモード(USB Audio Class)
- UAC1.0:ドライバーレスモード(USB 1.0規格)
- UAC2.0:高ビットレート転送対応(USB 2.0規格)
- 言語設定 ・English/简体中文 ※初回起動時または初期化後に選択画面表示
- 初期化(Factory Reset) ・ボリュームノブを押してメニューから選択 ・「YES」を選択で実行
- バージョン情報 ・現在のファームウェアバージョンを表示
【重要なご注意】
※USB排他モード使用時は、以下の操作が無効となります:
・ボリューム上下ボタンの長押しによる曲送り
・再生ボタンによる一時停止
モード切替スイッチで、以下の3つの動作モードを切り替えることができます。
- PCモード(上側)
- デスクトップ機器用のUSBデコードモードで動作
- USB経由での給電が可能
- Bluetoothモード(中央)
- Bluetooth受信モードで動作
- USB経由での給電が可能
- スマートフォンモード(下側)
- スマートフォン用のUSBデコードモードで動作
- USB充電は通常無効(ただし、バッテリー残量低下による電源オフ時は強制充電を実施)
【各モードのUSB給電動作について】
■PCモード(USBデコード時)
・充電保護機能ON:
- USB経由でバッテリー充電とシステム給電を実施
- バッテリー残量が80%に達すると充電を停止(システム給電は継続)
・充電保護機能OFF(初期設定):
- USB経由でバッテリー充電とシステム給電を継続
■Bluetoothモード
・充電保護機能ON:
- USB経由でバッテリー充電とシステム給電を実施
- バッテリー残量が80%に達すると充電を停止(システム給電は継続)
・充電保護機能OFF(初期設定):
- USB経由でバッテリー充電とシステム給電を継続
■スマートフォンモード(USBデコード時)
・充電保護機能ON:
- 通常はUSB経由でのバッテリー充電とシステム給電を実施しない
- バッテリー残量低下による電源オフ時は強制充電を実施
- バッテリー残量が80%に達すると充電停止(システム給電も停止)
・充電保護機能OFF(初期設定):
- 通常はUSB経由でのバッテリー充電とシステム給電を実施しない
- バッテリー残量低下による電源オフ時は100%まで強制充電を実施
- 充電完了後は充電を停止(システム給電も停止)
PCモードの使用方法
スイッチを上側に切り替えることで、BTR17をPCモードで使用することができます。このモードではUSB DACとして機能し、USB経由で電源供給も行われます。
BTR17は、USB DACとしてPCに接続することで最大768kHz/DSD512のサンプリングレートまで対応可能です(UAC2.0モード時)。
■Windowsをご使用の場合
【UAC1.0モード時】
ドライバーのインストールは不要です。PCに接続後、音声出力デバイスとしてBTR17を選択するだけで使用可能です。
【UAC2.0モード時(高音質モード)】
初回接続時に、弊社ウェブサイトからUSB DACドライバーをダウンロードし、インストールしていただく必要があります。
FiiO USB DACドライバーのダウンロードはこちら
ご利用にあたってはFAQを合わせてご参照ください。
■MacBookをご使用の場合
MacBookではドライバーのインストールは不要です。BTR17を接続後、出力デバイスとして選択するだけで使用可能です。
デスクトップモードについて
■D.MODEスイッチの機能 D.MODEスイッチをONにすると、外部電源接続時にUSBポートからの充電が行われず、内蔵バッテリーも使用されません。
■デスクトップモードの特徴 デスクトップモードを有効にすると、BTR17はより高い出力電力と広い電圧振幅範囲で動作します。
■デスクトップモードの有効化手順
- 本体側面のD.MODEスイッチをONにします
- POWER IN端子に外部電源を接続します ※推奨電源仕様:DC5V/2A(電源電圧範囲:5V±0.3V) ※電源仕様を満たさない場合、デスクトップモードが有効にならない場合があります
上記の手順を完了すると、自動的にデスクトップモードが有効になります。
■各接続状態での動作について
D.MODE | POWER IN端子 | USBポート | 動作状態 |
ON | 接続 | 接続 | デスクトップモード有効 POWER IN端子から電源供給 充電なし |
OFF | 接続 | 接続 | デスクトップモード無効 POWER IN端子から電源供給 充電あり |
ON | 接続 | 未接続 | デスクトップモード無効 |
OFF | 接続 | 未接続 | デスクトップモード無効 |
ON | 未接続 | 接続 | デスクトップモード無効 バッテリー駆動 充電なし |
OFF | 未接続 | 接続 | デスクトップモード無効 充電あり |
ON | 未接続 | 未接続 | デスクトップモード無効 |
OFF | 未接続 | 未接続 | デスクトップモード無効 |
■各端子の機能
・D.MODEスイッチ:充電動作の制御を行います
・POWER IN端子:電源供給専用端子です
・USBポート:データ転送および電源供給に使用します
USB DAC(2.0モード)として使用する場合、BTR17はMQAレンダラー機能に対応しており、MQA再生時にはディスプレイに「MQA」と表示されます。この機能を使用するには、MQAコアデコーダーに対応した音楽再生アプリケーションと組み合わせる必要があります。
Tidalアプリをご使用の場合は、以下の設定が必要です:
- 設定メニューで音量の自動調整機能(ラウドネス・ノーマライゼーション)をオフにする
- 音質設定をMQAに変更する
BTR17をスマートフォンにUSB接続し、TidalでMQAファイルを再生すると、正常に動作している場合はBTR17のディスプレイに「MQA」と表示されます。
MQAの詳細な説明とFiiOの対応状況については、下記のフォーラムページをご参照ください: https://forum.fiio.com/note/showNoteContent.do?id=202203160952142926690
スマートフォン接続モード(PHONEモード)
モードスイッチを下側に切り替えると、BTR17がスマートフォン用のデコードモードになります。この状態ではUSB充電機能は無効となります(ただし、バッテリー残量が少ない場合は、製品保護のため強制的に充電を行います)。
■Androidスマートフォンとの接続 付属のType-C to Type-Cケーブルを使用して、BTR17とスマートフォンを接続してください。接続後、高音質な音楽再生をお楽しみいただけます。
※接続後も音が出ない場合は、以下の点をご確認ください:
- アプリケーションの設定確認 FiiO Musicなどの再生アプリでは、USB出力の有効化が必要な場合があります。一方で、機種によってはUSB出力をオフにする必要がある場合もございます。
- 開発者オプションの設定確認
- 「設定」→「その他の詳細設定」から「開発者オプション」を開き、「USBデバッグ」または「OTG」機能が有効になっているかご確認ください。
- 接続ケーブルの確認
- FiiO純正のType-C to Type-Cケーブルをご使用いただいているか
- ケーブルの向きが正しいか(ケーブルには方向表示があります)
- 動作確認手順 上記の設定をご確認いただいた後、以下をお試しください:
- ケーブルの抜き差し
- 別の楽曲での再生確認
これらの操作で問題が解決しない場合は、製品の状態を確認させていただきますので、カスタマーサポートまでご連絡ください。
■iPhone/iPadとの接続 Lightning to Type-C OTGケーブル(別売)が必要です。 このケーブルを使用してBTR17とiPhone/iPadを接続することで、高音質な音楽再生をお楽しみいただけます。
※iOS機器の場合、特別な設定は必要ありません。音が出ない場合は、変換ケーブルまたは接続端子の接触不良が考えられます。
【FiiO Control アプリでのBTR17の操作手順】
- FiiO Control アプリを最新バージョンにアップデートしてください。
- Android版の最新バージョンは以下のリンクからダウンロードできます: https://forum.fiio.com/note/showNoteContent.do?id=202105071628040377809&tid=17
- アプリが最新版であることを確認後、「マイデバイス」からBTR17をタップして接続してください。接続が完了すると、Bluetooth設定メニューが表示されます。
【EQ機能について】
- PC/PHONEモードでスマートフォンとBTR17を接続している場合のご注意:
- EQ機能を有効にすると、初期状態でスマートフォン側の音量が50%に設定され、出力音量が下がります。
- その場合は、スマートフォン側の音量を最大にしてご使用ください。
- MQA再生に関するご注意:
- EQモードではMQAフォーマットの再生には対応しておりません。
- EQ機能を有効にした状態でMQAを再生すると、ノイズが発生する場合があります。
※FiiO Control アプリは、Bluetoothモードおよび有線デコードモードの両方でご使用いただけます。
【BTR17のパラメトリックイコライザー(PEQ)機能について】
BTR17は、Bluetooth接続時および USB DAC として使用する場合のいずれでもご使用いただけるグローバルPEQ機能を搭載しています。
【Bluetooth接続時のPEQ設定】
・スマートフォン用FiiO Controlアプリでのみ設定が可能です。
・BTR17をスマートフォンとBluetooth接続後、FiiO Controlアプリを起動し、イコライザー設定画面にてPEQの調整が可能です。
【USB DAC使用時のPEQ設定】
■スマートフォンでの設定方法
- BTR17をUSBケーブルでスマートフォンに接続します。
- FiiO Controlアプリを起動し、「マイプロダクト」画面右上の「+」ボタンをタップします。
- BTR17を検出して接続後、イコライザー設定画面にてPEQの調整が可能です。
■パソコンでの設定方法
- BTR17をUSBケーブルでパソコンに接続します。
- PEQ設定画面を開き、左上の「デバイス検索」をクリックしてBTR17を検出します。
- 接続完了後、PEQの調整が可能です。
カーモードの使用方法
エンジン連動機能について BTR17を車載USBポートに接続し、カーモードを有効にすることで、車両のエンジン始動/停止に連動して本機の電源を自動制御することができます。
ご注意:
- カーモードは電源供給の検知によって本機の電源オン/オフを制御する機能です。データ転送機能については、お使いの車載USBポートの仕様に依存します。
- カーモードは以下の全ての動作モードでご利用いただけます:
- Bluetoothモード
- PCモード
- スマートフォンモード
- 本機の両方のType-C端子でカーモード機能をご使用いただけます。
■ 2台目のデバイスとのペアリング方法
1台目のデバイスとのペアリングが完了した後、以下のいずれかの方法で2台目のデバイスと接続することができます。
方法1:
- 曲送りボタンを約5秒間長押しし、ペアリングモードに入ります
- 2台目のデバイスのBluetooth設定画面で「BTR17」を検索して接続します
- 1台目のデバイスのBluetooth設定画面で「FiiO BTR17」を選択して再接続します
方法2:
- 1台目のデバイスと接続後、再度ペアリングモードに入ります
- 2台目のデバイスと接続します
- 2台目との接続完了後、マルチファンクションボタンを1回押して1台目のデバイスと再接続します
方法3:
- 2台目のデバイスとのペアリングが完了した後、本機を再起動します
- 自動的に両方のデバイスと接続されます
※ご注意: BTR17はBluetoothレシーバーであり、Bluetooth送信機能は搭載しておりません。そのため、Bluetoothヘッドホンやワイヤレスイヤホンとの接続はできません。
■ BTR17の音量調整について
Q1: BTR17とスマートフォンの音量調整が同期しないのはなぜですか?
A1: BTR17の音量調整は、より細やかな音量調整を実現するため、意図的にスマートフォンとは同期しない仕様となっております。60段階の音量調整に対応しており、設定した音量は自動的に記憶される機能も搭載しております。これにより、快適な音量コントロールが可能となっております。
Q2: Bluetooth接続時のスマートフォン側の音量設定について教えてください。
A2: スマートフォン側の音量調整はBluetoothコーデックの音量を制御するため、音量を下げすぎると音の躍動感が損なわれる可能性があります。一方、BTR17側の音量調整はデコードおよびアンプ段階での制御となるため、音質の劣化を最小限に抑えることができます。
より良い音質でお楽しみいただくため、以下の設定を推奨いたします:
・スマートフォン側の音量は最大に設定
・音量調整はBTR17本体で行う
Q3: FiiO Controlアプリではどのような音量調整が可能ですか?
A3: FiiO Controlアプリでは以下の設定が可能です:
・最大音量の制限
・Bluetooth音量の調整
・通話音量の調整
※初期設定では音量ボタンの長押しで曲送り/戻しが可能です。FiiO Controlアプリにて、音量ボタンのダブルクリックで曲送り/戻しを行う設定に変更することもできます。
Q4: BTR17の音量がスマートフォンと比べて小さく感じるのですが、正常ですか?
A4: BTR17は段階的な音量調整を採用しているため、BTR17の音量を下げた場合は、スマートフォン側の音量を上げる必要があります。なお、BTR17の音の解像度は一般的なスマートフォンと比べてはるかに優れております。
Q5: ボリュームノブにガタつきがありますが、問題ないでしょうか?
A5: ボリュームノブの微細なガタつきは、製品の仕様上発生するものであり、製品の性能や耐久性に影響はございません。
これは以下の設計上の理由によるものです:
・内部エンコーダーの信頼性を確保するため、アルミニウムノブとエンコーダー素子をスリーブで接続
・360度の滑らかな回転と適切なボタン感を実現するため、ノブ内部に余裕を持たせた設計を採用
本製品は40,000回以上の回転・押下テストを実施しており、さらに製造工程における厳密な品質管理を行っております。安心してお使いいただけます。
Q. インラインリモコンとマイク機能はいつ使用できますか?
A. インラインリモコンとマイク機能はBluetooth接続時のみ対応しています。
Q. ゲーム時のボイスチャット音質が悪いのですが、改善できますか?
A. ゲーム時のBluetooth経由の音声品質の問題は、ゲームアプリやスマートフォンのシステムに起因しています。多くのスマートフォンではゲーム起動時にモノラルモードに切り替わることで音質が低下する仕様となっています。これはBTR17本体の性能とは直接関係ございません。
バッテリー仕様について
■バッテリー性能
・1200mAhの大容量リチウムポリマーバッテリーを搭載
■連続再生時間
・約8時間(AACコーデック使用時、High Gain設定、3.5mmヘッドホン出力使用時)
・約8時間(AACコーデック使用時、High Gain設定、4.4mmバランス出力使用時)
・約9時間(PHONEモード使用時)
■充電について
本機は急速充電には対応しておりません。急速充電対応のACアダプターでも充電は可能ですが、急速充電モードでは動作せず、充電の互換性に問題が生じる可能性があります。
安定した充電を行うため、出力DC5V/2.0AのACアダプターのご使用を推奨いたします。 推奨のACアダプターを使用した場合の充電時間は約1.5時間です。
BTR17は、以下の特長を備えたポータブルDAC/アンプです:
■ DAC/アンプ部
- デュアル構成のフラッグシップDAC「ESS ES9069Q」搭載
- THX AAA-78+アンプによる4系統フルバランス構成
- XMOSプロセッサー「XMOS 316」搭載
■ Bluetooth部
- Qualcommの最新フラッグシップチップ「QCC5181」搭載
- Bluetooth 5.4規格およびLE Audio規格対応
- aptX Adaptiveシステムでロスレス伝送に対応し、CD品質相当のロスレス再生を実現
- 対応コーデック:
- LDAC(最大96kHz/24bit)
- aptX Adaptive(最大96kHz/24bit)
- aptX HD
- aptX Lossless
- aptX
- AAC
- SBC
- Snapdragon Sound テクノロジー対応
■ 出力/デコーディング
- デスクトップモードおよびカーモード対応
- バランス出力最大出力:650mW
- ハイレゾ音源対応:
- PCM:最大768kHz/32bit
- DSD:ネイティブ方式で最大DSD512、DoP方式で最大DSD256
本ファームウェアは2024年12月11日に国内公開されました。
BTR17のファームウェア更新をするには【オンラインアップグレード】と【ローカルアップグレード】のいずれかでご対応ください。
オンラインアップグレード:
- BTR17の側面にあるボタンをBTの位置に設定しFiiO ControlアプリとBTR17を接続します。
- BTR17ページで、右上隅にある設定パターンをクリックし、「ファームウェアアップグレード」より「オンラインアップグレード」を見つけてタップします。BTR17に利用可能なBluetoothファームウェアがある場合は、ポップアップウィンドウが新しいバージョンの入力を求めます。[OK] をクリックしてアップグレードします。
※XMOSの更新が必要な場合には以下の手順表をダウンロードのうえご対応ください。
ローカルアップグレード:ダウンロードはこちら
方法は以下をダウンロードください。
ご注意:ファームウェアのアップグレード中は、アップグレードインターフェースから離れないでください。アップグレードに時間がかかる場合があります。アップグレードに失敗した場合は、再度お試しください。
BTR17 XMOS V128 and BluetoothV0.51更新【2024年12月最新】
ファームウェアの内容:
- ノイズが出る事がある問題を改善しました
- スタンバイ状態での充電電力表示を改善しました
- 画面点灯を電源ボタンに設定したとき、画面消灯状態でキーコントロールが異常動作する事がある問題を修正しました
- USB1.0モードへの切替が正しくできない問題を改善しました(XMOSファームウェアの更新が必要です)
更新方法につきましてはこちらをご確認ください。
USB Audioドライバーソフトウェア
最新の専用ドライバーはドライバーダウンロードページよりご確認ください。